台風による大雨や近年頻発するゲリラ豪雨によって発生する浸水被害を防ぐため、国土交通省では排水ポンプ車や照明車等を所有しており、当社はそのうちの1台を管理・運営させていただいております。
この度、有事に備え排水ポンプ車と照明車の操作訓練が実施されました。
(http://www.skr.mlit.go.jp/kochi/press/r3/030511.pdf 出典:高知河川国道事務所)
現在、管理・運営させていただいております排水ポンプ車は毎分60m3(60,000ℓ)の水を排水する能力があります。
高さ20m級の照明車はLED灯を採用しており、降雨時や夜間でも作業エリアの視界を確保します。
災害発生時に迅速な対応が出来るよう、今回の操作訓練を通して車両本体、それぞれの操作制御盤・発動発電機・ポンプ・ホース等の各装置が正常に稼働することを確認し、これからの台風シーズンおよび出水期に来るべき出動に備えます。
建設産業は社会資本整備におけるインフラ建設工事や事前復興を目的とする防災工事を日々行っております。
それらに併せて、災害発生時に現場にいち早く駆け付け道路啓開や緊急復旧工事などの重要な役割も担っております。
排水ポンプ車を使った災害対応も地域の浸水被害を防ぎ、皆様の安全・安心な暮らしを守ります。
今年は例年より早い時期の梅雨入りとなりました。
梅雨や台風による大雨、ゲリラ豪雨の際に即時対応できるよう、今後も定期的な点検・訓練を通して準備を整えてまいります。