この度、高知県立高知工業高等学校 土木科の2年生40名に参加いただき、当社現場にて体験型の現場見学会を開催し、土木の施工に関する知識や、建設業の魅力についてお伝えさせていただきました。
【対象工事①】
発注者:国土交通省 四国地方整備局 土佐国道事務所
工事名:令和2年度 南国安芸道路市道横井線跨道橋外1橋下部外工事
【対象工事②】
発注者:国土交通省 四国地方整備局 高知河川国道事務所
工事名:令和2-3年度 仁淀川河床掘削(その1)工事
午後は仁淀川河床掘削工事の現場にて、最新の機器を用いて新技術を使った3D測量・3D施工の説明させていただきました。UAV測量、TLS測量、3D設計データ作成・施工。
UAV測量については、Matrice300RTK+P1/L1を用いてUAV測量の仕組みや手法、活用について作業所長の田村駿典よりわかり易く説明させていただきました。UAVのデモフライトや点群生成の過程等を実際のデータを用いて解説させていただきました。
TLS測量ではICT推進室の井上里沙が地上型レーザースキャナーを用いて実際に現地を測量し、その手順を説明させていただきました。
3D設計データについては入社5年目23歳 高知工業高校OBの坂本光平が杭ナビを使って解説させていただきました。3D設計データを使ってワンマンで現場の位置を決めていくことについて施工未経験の学生にその真意を伝えることは難しかったですが、その魅力を何とか理解していただけたと思います。
最後は3D設計データを入力したMCBHで設計面をスライドするバケットの動きを見ていただきました。
今回の現場見学会では土木建設現場の施工に関する様々な体験をしていただきました。
将来を担う学生にこのような現場体験をしていただき建設業の魅力をお伝えすることで、彼ら彼女らが将来就職の際の選択肢の一つとして建設業があれば幸いです。
高知工業高校の皆様ありがとうございました。