1年目は上司から「とにかく現場に出て、現場のことを知りなさい」と言われていたので、指示された仕事をこなしながら工事の流れを見て覚えました。
2年目に入り、安全関係の書類の作成や現場で測量を担当できるようになりました。それとICT業務にも関わるようになり、先輩に教わりながら3次元による設計データの作成にも取り組んでいます。
入社して最初に関わった橋梁建設の現場が、もうすぐ検査が終わり完成を迎えます。1年以上にわたる現場で、自分自身は目の前の仕事をこなすことに必死でしたが、日々の仕事を重ねていけば、こんな大きな構造物が出来ていくんだと実感しました。そして、改めてやりがいのある仕事だと感じています。
完成現場を見たら、また、それが実際に使われはじめたら、まだ自分が経験していない新しい感情が生まれてくるかもしれませんね。
選んだ理由は、高知で有名な会社ですし、学校の先生からも「高知で働くなら福留開発が良いよ」と聞いていました。それに部活の先輩が入社していて、知っている人がいると心強いと思ったからです。
ただ、正直に言うと、学校の土木科に入学したときは自分の将来についてそれほど深くは考えていなかったですし、3年間土木の勉強をしたから土木関係の会社に就職しようという単純な気持ちでした。でも、入社して実際に働くなかでこの仕事の楽しさを知りましたし、何より周りの先輩や上司に恵まれていると感じています。仕事って、これから10年、20年・・・さらにもっと長く続いていくものですが、自分は福留開発で働き続けていきたいと思っています。
SYNERGY
仕事でシナジーを感じる瞬間は?
この仕事は、工事に関わる一人ひとりに大事な役割があり、全員が一つになることで完成していくものです。1人では絶対にできません。誰かと協力するからこそ大きな仕事を成し遂げられる、それはつまり、シナジーが生まれ続けているということだと思います。そして、1人ではなく、みんなでやるからこそ生まれる楽しさ・おもしろさもあります。
仕事で大切にしていることは、雑にせず、丁寧に取り組むことです。
入社する前は、構造物は大きなものだから少しくらい誤差があっても良いんじゃないかと考えていました。でも、現場に配属されるにあたって上司からまず教わったことは、「小さな誤差やミスが大きな失敗に繋がるから、どの仕事も丁寧にやらないといけない」ということでした。
自分が測量したデータを元に構造物が造られていき、もし間違っていたら8〜9割方出来上がっていても壊してやり直しになりますからプレッシャーはあります。それでも私たちが造っているものは、インフラとして生活を支えるものになりますので、丁寧に取り組み、安心安全なものを造っていきたいと思います。
プライベートで大切にしていることは、休日はできるだけ仕事のことを考えずに過ごすことです。楽しむときは思いっきり楽しみたいですし、その方が仕事に集中できますので。
プライベートでは春はキャンプ、冬はスノボなど、アウトドアの遊びを楽しんでいます。最近は友達の影響でバイクの免許を取り始めました。趣味を充実させるためにもしっかり働きたいと思います!
私が今担当している現場の先輩は、ICTにとても詳しいんです。土木業界のICTはどんどん進んでいますので、その先輩のもとにいる間にできるだけ多くのことを吸収していきたいです。
この業界は新しい技術がどんどん入っているので、常に勉強をしないといけませんが、その分自分のできることが増えていくおもしろさもあります。積極的に学んで、いろんなことをできる人間になっていきたいです。